〒225-0011 神奈川県横浜市青葉区あざみ野2-9-22 あざみ野ゆうビル305
inquiry@nextream.bz

SilexicaはROSCon2019でパフォーマンス テスティング プラットフォームのデモンストレーションを行いました。

本プラットフォームはROSベースの自律システムのリアルタイムパフォーマンス解析を可能にします

 2019年10月21日・サンノゼ米国 ― 本日Silexica(silexica.com)はROS(ロボット オペレーティング システム)をベースにした自律システムのパフォーマンス テスティング プラットフォームをデモンストレーションをいたしました。

SilexicaはROSCon2019にゴールドスポンサーとして参加し、そのテスティング プラットフォームのデモンストレーションを行いました。本プラットフォームではアプリケーション、ミドルウェア(ROS2)、またオペレーティングシステム(Linux)の各レベルにおけるパフォーマンスのマルチレベルビューを提供します。深い洞察により、複雑なパフォーマンスの問題をより早くデバッグすることを可能にし、また徐々にあらわれてくるようなソフトウェアスタックの中に隠れているパフォーマンス関連のバグを明らかにします。

Apex.AIの最高技術責任者とROS2リアルタイムワーキンググループのリーダーであるDejan Pangercicは「SilexicaがROSの環境向けのツールと動的解析の専門知識を提供することを喜んでいます。ROSコミュニティ向けの無償版ツールと、商用パフォーマン ステスティング プラットフォームが提供されることにより、ROS2の採用がさらに加速されることを期待しています。」と述べました。

ROSベースのソフトウェアスタックの詳しいパフォーマンス分析をするため、このプラットフォームは対象ハードウェア(x86、aarch64)上で 動的解析を行います。継続的インテグレーション(CI)の環境、またデスクトップの一環として使用できます。パフォーマンス テスティング プラットフォームには以下の機能を含んでいます。

 

  • Time-to-Marketを早めるスケーラブル、フレキシブル及び分散パフォーマンス テスティング プラットフォーム (シフト・レフト テスティング)
  • データベース主導型分析、マルチレベル分析により、システム全体のパフォーマンスを理解し根本原因(root cause)解析及びトレーサビリティを実現で
  • 組み込まれている分散分析は、複数の実行にわたってシステムの挙動を提供し、お客様が事項する前にパフォーマンスの異常値をすばやく見つけます
  • Jupyter notebookによりテスト作成、リアルタイム修正及び視覚化のためのチャートとグラフの比類のない視覚化を迅速に可能にします
  • カスタムテストの作成と視覚化容易にし、既存のツールとテストを単一のフローに統合して長期的なスケーラビリティを確保するためのオープンAPI

2020年第1四半期、パフォーマンス テスティング プラットフォームは少数のお客様のみが利用可能な商用版に加えて、ROSコミュニティ向けの無償バージョンのリリースが予定されています。

SilexicaのCEOであるMaximilian Odendahlは「SilexicaはROSのコミュニティに貢献できることに非常に興奮しています。自動車、ドローン、あるいはロボットの最適なプラットフォームとして、ROS2を進めるためさらに先進的なツール、そしてテスティング プラットフォームが必要になります。」と述べました。

Silexicaは10月31日から11月1日にかけて中国のマカオで開催されているROSCon2019に出典しました。更に、10月30日「Doing real-time with ROS 2: Capabilities and Challenges」というワークショップでゲストスピーカーとして参加致しました。

詳細はSilexicaのホームページまたはこちらからお問合せください。

ROSConに関する詳細はhttps://roscon.ros.org/2019/をご参照ください。

 

Silexicaについて

Silexicaは、最先端のデータ及び、システム処理の負荷を解消することにより、テクノロジー企業がコンセプトからその導入まで優れた製品を取り入れるためのソフトウェア開発ソリューションを提供します。SLXプログラミングツールは、ヘテロジニアス・コンピューティングプラットフォームでソフトウェアがどのように実行されるかを解析し、開発者にシステムの深い理解を提供します。

 

Silexicaは2014年に設立され、現在までに2,800万ドルの資金調達に成功しました。またドイツに本社を置き、米国と日本にもオフィスが設立されました。世界をリードするソフトウェアエンジニアのチームは、自動車とADAS、航空宇宙と防衛、5Gワイヤレス、ロボット工学など急速に変化する産業をサポートしています。