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IDS-Batch™ CLI

IDS-Batch™ CLI:コマンドライン次世代半導体仕様自動化

Agnisys IDesignSpec™ (IDS) Suiteは、IPまたはSoC内のメモリ、レジスタ・セット、レジスタ、およびレジスタ・フィールドの実行可能な階層仕様のための完全なソリューションを提供します。SystemRDL、IP-XACT、JSON、RALF、YAML、XML、カンマ区切り値 (CSV)ファイルなどの標準形式で既存の記述をインポートして、さまざまなRTL、UVM、C/C++ ヘッダ、ドキュメント等のファイルを生成できます。

SystemVerilog と UVM 生成機能を備えた強力なレジスタおよびメモリ・エディタ

また、Agnisysが提供する Microsoft Word、Microsoft Excel、OpenOffice Calc用のテンプレートとアドオン、またはIDesignSpec GDIの特殊なグラフィカル・インタフェースを使用して、レジスタとメモリを指定することもできます。IDS-Batch CLIはコマンドライン・モードで実行され、プロジェクトのチーム向けにさまざまな出力ファイルを生成し、設計、検証、組み込みプログラミング、バリデーション、ドキュメント作成をサポートします。

IDS-Batch CLIは、Gitリビジョン・コントロール・システムとの統合により、コラボレーションを促進しながらテキスト・ファイルとグラフィック・ファイルの両方を管理するなど、SoCまたはIP開発フローにシームレスに適合できます。

IDS-Batch CLI が開発プロセスを強化する方法

実行可能な仕様はIDS-Batch CLIに入力することができます。IDS-Batch CLIでは、単純なレジスタと、間接、インデックス、エイリアス、ロック、シャドウ、FIFO、トリガー バッファ、割り込み、カウンタ、ページ、仮想、外部、読み取り/書き込みペア、アキュムレータ、およびこれらのタイプの組み合わせを含む、400を超える特殊レジスタ・タイプがサポートされています。

設計、検証、ソフトウェア開発、ドキュメント作成のためのファイルの自動生成

IDS-Batch CLI は、仕様に基づいて、設計、検証、ソフトウェア、およびドキュメント作成チーム向けのファイルを生成します。選択したバス・プロトコルに固有のバス・スレーブおよびデコード・ロジック、および必要なクロック・ドメイン・クロッシング (CDC)同期ロジックを含む、レジスタとメモリの完全なRTL記述を生成します。これにより、デザインをレジスタ・バスに即座に接続できます。サポートされるインタフェースには、APB、AHB、AHB-Lite、AXI4、AXI5-Lite、TileLink、Avalon、Wishbone、および独自のバスが含まれます。

SystemVerilog、Verilog、VHDL、またはSystemC RTLコードの生成

レジスタ用に生成された SystemVerilog、Verilog、VHDL、または SystemCコードには、わかりやすいコメントが付いており、人間が読むことができます。ハードウェア設計チームは、生成されたファイルを手書きRTLデザイン・ブロックとサードパーティのIPブロックをリストに追加するだけで、開発フローのシミュレーション、ロジック合成、その他のツールで使用できます。

IDS-Batch CLIは、UVM標準と互換性があり、UVMテストベンチへの組み込みに適したSystemVerilogモデルを生成します。これにより、設計者と検証チームの作業が大幅に軽減されます。IDS-Batch CLIは、メモリ、レジスタ、およびフィールドのC/C++ヘッダを生成することで、組み込みプログラマにも役立ちます。これにより、仕様の詳細をコードに手動で書き写す面倒な作業がなくなり、プロセス中にエラーが発生する可能性がなくなります。

レジスタとメモリの自動生成されたドキュメント

IDS-Batch CLIは、テクニカル・ライタ向けに、ユーザ・マニュアルに含めるのに適したレジスタとメモリの高品質なドキュメントを生成します。ユーザが選択できる形式には、Microsoft Word、HTML、PDF、Markdown、DITAなどがあります。

IDS-Batch CLI のメリット

プロジェクト チーム向けのこれらすべてのファイルが自動生成されるため、プロジェクトの初期段階で時間とリソースを節約できます。IDS-Batch CLIによって生成されるすべてのファイルは、手でコーディングする必要がありません。また、仕様通りにファイルが生成されるため、バグが排除され、検証作業が加速できます。IDS-Batch CLIは、実行するだけで、すべての関連ファイルを再生成できるため、仕様が変更されるたびにさらなる価値を提供します。
主なメリットは以下のとおりです。

  • 手作業での更新の手間を省き、すべてのチームが常に同期していることを保証
  • リビジョン管理システムのメイクファイルや、チェックイン・スクリプトに簡単に統合
  • 継続的インテグレーション/継続的開発(CI/CD)フローに簡単に統合
  • 仕様が変更されるたびに、IDS-Batch CLIがコマンドラインで自動実行され、更新されたファイルを生成
  • 他のすべてのAgnisys製品も、IDS-Batch CLIを使用してコマンドライン・モードでファイルを生成

ケース・スタディ