SLX:Silexicaの次世代マルチコア・ソフトウェア開発ツールが 本日リリースされます

SLX:Silexicaの次世代マルチコア・ソフトウェア開発ツールが
本日リリースされます

自動化によりソフトウェア開発における生産性の向上と
早期リスク解析が強化されます

 

サラトガ, カリフォルニア州 2016年11月15日 – 複雑なマルチコア・プラットフォームに対応する、マルチコア向けソフトウェア開発自動化の先端企業であるSilexicaは、本日次世代のSLXツール・スイートの出荷を開始したことを発表しました。 SLXツール・スイートは、大規模なマルチコア・プラットフォーム向けソフトウェア分配自動化するツールとして、広く採用されています。SLX Parallelizer、SLX Mapper、SLX Generator、およびSLX Explorerから構成されるこの新しいバージョンでは、お客様からのフィードバックに基づき、大幅な生産性の向上を実現しました。アップデートされたツール・スイートでは、モデルの種類と幅を広げると同時に、追加の言語をサポートし、使いやすさと早期リスク分析機能が改善されました。

SLX Parallelizerの新しいバージョンでは、C言語だけでなくC ++に対しても、並列性を探求する機能がサポートされました。ツールの使いやすさが大幅に改善されたため、ユーザはディスク上の既存のプロジェクトを指し示すだけで、従来手作業で実行されていた既存プロジェクトの取り込み作業を自動化できます。これによりユーザは、ターゲットのコア数と、ターゲット・プラットフォームのオンチップ・コミュニケーションを考慮してツールが自動的に提供する、トレードオフとスピードアップの見積もり結果の解析に集中できます。現在のSLX MapperとSLX Generatorは、ソフトウェアのどの部分を何れのコアで実行するかを把握し、自動化されるソフトウェア・マッピングの問題を解決します。新バージョンではスループットとレイテンシに加え、パワーやエネルギーなどの主要システム・パラメータ向けマッピングの最適化を追加することで、機能強化されています。 基地局、エッジ・コンピューティング・デバイス、自動運転などの市場では、消費電力に対する厳しい制約があるため、これらのツールを用いることで、パワーと性能の要求を満たすような最適化が実現できます。

富士通アドバンストテクノロジ株式会社マネージャの中山 典保氏のコメント:
「近い将来、通信や自動車といったアプリケーションのマルチコア最適化において、困難な課題が起こり得ます。これらの課題に対処するために、マルチコア・ソフトウェア開発フローにSLXツール・スイートを統合することに成功しました。」

システム内のコア数の増加に伴い、ボトルネックはコア自体に必要な性能特性ではなく、コア間の通信(バス、ネットワーク・オンチップなど)になる可能性があります。この通信をモデリングすることにより、新しいバージョンでは、チップ上の通信混雑に関する重要な情報を収集することで、マルチコア・プラットフォーム上で動作するアプリケーションの全体的なシステム・パフォーマンスを向上させることができます。また64ビットおよびPowerPCのモデリング機能もサポートされており、幅広いプラットフォームもサポート可能です。

Huawei Wireless R&D USAのDirector Dr. Xiaotao Chenのコメント:
「私たちは当初RWTHアーヘン大学のルーパス教授とその学生、その後Silexicaの専門家エリート・グループとのコラボレーションを通じて、SLXツール・スイートをベースとした研究を4年間続けています。」 「システムレベルのプロファイリングと最適化を実現するツールセットは、当社のワイヤレス・ベースバンド・アプリケーション向け、ヘテロジニアス且つ階層構造をもつアーキテクチャに対し、プロセッシング・ユニット(DSP / CPU)の電力解析からネットワークオンチップ・パワー効率に至るまで、パワーを認識したマッピングとスケジューリングを行うことで、従来のアプローチに比べてパフォーマンスと電力効率の両方において驚くべき改善を達成しました。」

Silexica CEO Maximilian Odendahlのコメント:
「ムーアの法則が減速し続け、マルチコアがコンピューティングの需要ギャップを埋め始めているため、マルチコア向けソフトウェア開発を加速するために、業界として標準規格とオープンな仕様を構築する必要があります。そのため、我々はマルチコア・アソシエーションのSHIM 2.0のようなオープン・スタンダードに対して、我々の洞察力と能力を用いて貢献しています。今回のバージョンはこれらのオープン・スタンダードに対応しています。」 SLX Tool Suiteは既にダウンロード可能です。評価版のご希望はkawahara@nextream.bzまでお問い合わせください。

SLX Tool Suiteについて:
ワイヤレス・ベースバンド処理、エッジ・コンピューティング、自動運転、エンベデッド・ビジョンといった、複雑で高度な製品に対応する今日のソフトウェア・アプリケーションは、ますます多くのプロセッサの需要を喚起しており、これが大規模なマルチコア・アーキテクチャにつながっています。しかしながら、ヘテロジニアスなマルチコア環境を効率的にプログラムする技術は、時間がかかり非能率的な手作業のままです。過去10年間に実施されたマルチコアに関する研究成果をベースに、Silexicaは約2年半前にSLXツール・スイートによって、この問題に対するソリューションの提供を始めました。その後ハードウェア/ソフトウェアのシステム・アーキテクトおよび設計者によって急速に採用されています。現在、SLX MapperとSLX Generatorは、ソフトウェア・タスクとプロセスをマルチコア・プラットフォーム上に完全に自動マッピングし、スループット、レイテンシ、パワーを最適化します。またソースコードからソースコードへの翻訳手法と、ネイティブ・プログラミング・ツールチェーンを活用して、アーキテクチャに対応したミドルウェア固有のCコードを自動生成します。SLX Explorerは、ターゲット・アプリケーションのソフトウェアのパフォーマンスとパワー予測結果を提供することにより、アプリケーションに最適なターゲット・ハードウェアの選択を手助けします。逆に、SLX Parallelizerは、既存のC、C ++アプリケーションをマルチコアの世界で再利用した場合の、ターゲット・プラットフォームにおける並列化の可能性を深く理解するのに役立ちます。

Silexicaについて:
Silexicaは、今日のエンベデッド・ビジョン、自動車、エッジ・コンピューティングおよびワイヤレス・ベースバンド処理といった製品を構築するために必要な、複雑化するマルチコア・プラットフォーム向けソフトウェア開発自動化ツールの先端企業です。 SilexicaのSLXツールは、組み込みソフトウェア開発者、システム・アーキテクト、半導体企業が、マルチコア・ベースの製品を差別化するのに役立ちます。Silexicaはその技術を世界中の著名な電機メーカにライセンスを販売しており、ドイツ、米国、日本および中国の各拠点から顧客をサポートしています。
Silexicaの詳細については、www.silexica.comおよびwww.nextream.bzをご覧ください。

お問合せ先:
Kumar Venkatramani
Silexica
kumar@silexica.com
408-389-5464

株式会社ネクストリーム
川原 常盛
kawahara@nextream.bz
080-5655-9777